セットリスト予習はすべき?メリット・デメリット完全解説
「予習派?サプライズ派?」ライブ前のセットリスト予習には賛否両論あります。それぞれのメリット・デメリットを整理し、あなたに合ったスタイルを見つけましょう。
文:Mudig編集部
「ライブ前にセットリストを調べる?それとも当日のお楽しみ?」これはライブ好きの間で定番の議論のひとつです。ツアーが始まると直近の公演セトリがSNSに流れ、「ネタバレを踏んでしまった」「逆に全部知っておいた方が楽しめた」と人によって感じ方は様々。この記事ではセトリ予習のメリット・デメリットを整理し、あなた自身のスタンスを決める参考にしていただければ幸いです。
そもそも「セットリスト予習」とは?
セットリスト(セトリ)とは、ライブで演奏される楽曲の演奏順のことです。ツアー中盤以降になると、先行開催の公演に行ったファンがSNSやファンサイトに投稿するため、後半の公演に参加する人は事前に「今回のツアーではどの曲が演奏されるか」をある程度把握できてしまいます。
セトリ予習には大きく2種類あります。
事前にアルバムを聴いて楽曲を把握しておく(曲知識の予習)
当該ツアーの実際のセトリを調べて演奏順を把握しておく(構成の予習)
前者は多くの人が自然にやっていることですが、後者については人によって意見が分かれます。
セトリ予習のメリット
1. 知らない曲でも乗れる
アーティストのアルバム全曲を完璧に覚えている人は多くありません。予習しておくことで、「あ、次この曲だ」と事前に気持ちを切り替えられ、イントロから全力で楽しめます。特に新アルバムリリース直後のツアーでは、ライブで初めて聴く曲が多くなりがち。ある程度耳に馴染ませておくだけで体の動き方が変わります。
2. コール・振付・ペンライトの色変えに対応できる
アイドルやアニメ系アーティストのライブでは、楽曲ごとにコール(掛け声)や振付、ペンライトの色が決まっていることがあります。セトリを把握しておけば、どの曲でどんなアクションをすればいいかを事前に練習・確認できます。予習なしで現場デビューすると、周囲の動きについていけず焦ってしまうことも。
3. 感情の波を予測して心の準備ができる
バラードとアップテンポが交互に来るのか、アンコールはどんな曲で終わるのか。構成を知ることで、「ここで泣くかもしれない」「ここで最後の力を振り絞ろう」といった感情のコントロールが可能になります。特に感情移入しやすいタイプの人には、精神的な準備という意味でセトリ把握が有効です。
4. 複数公演参加時の比較・変化を楽しめる
ツアーを複数本追いかけるファンにとって、「今日はあそこのセトリが変わった!」という発見は大きな喜びです。セトリの変化を楽しむためには、前回の構成を把握していることが前提になります。
セトリ予習のデメリット
1. サプライズの感動が薄れる
ライブの醍醐味のひとつは「まさかあの曲が来るとは!」という驚きです。セトリを知った状態では、イントロが流れた瞬間の高揚感が「予想通り」に変わってしまう場合があります。特にレア曲・深夜のアルバム曲・カバー曲が飛び出す瞬間のサプライズは、知らないからこそ最大の感動が生まれます。
2. ネタバレを調べる過程で他の情報も入ってしまう
SNSでセトリを調べようとすると、MC内容・演出・ハプニングなど、調べるつもりではなかった情報まで目に入ることがあります。「演出は当日まで知りたくなかった」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
3. 「知っている曲しか楽しめない自分」になるリスク
セトリを予習する習慣がつくと、「知らない曲が来ると盛り上がれない」という感覚に陥りやすくなります。本来ライブは、知らない曲でも空気感や演奏そのものを楽しめる体験のはず。楽曲知識よりも場の空気を受け取る力を鍛えるためにも、あえてノー予習で参戦するスタンスも大切にしたいところです。
タイプ別おすすめスタンス
自分がどのタイプかを確認して、スタンスを決めてみましょう。
初参戦・まだ全曲は知らない → 楽曲予習(曲を聴いておく)だけ推奨:セトリの構成まで調べなくても、アルバムを通しで聴いておくだけで十分楽しめます。
コール・振付がある現場 → セトリ+アクション予習を強くおすすめ:ファンサイトやYouTubeで確認しておくと安心。
複数公演参加する予定 → 前の公演のセトリは把握する方がツアーを深く楽しめる。
サプライズを最重視したい → ノー予習で参戦:SNSのミュートやハッシュタグ除外設定を活用してネタバレを防ぎましょう。
まとめ
セトリ予習に「正解」はありません。大切なのは、自分がどういうライブ体験を求めているかを意識すること。サプライズの感動を最大化したいならノー予習、全力でパフォーマンスに乗り切りたいなら楽曲予習、コールや振付がある現場なら構成まで把握しておく——この3つを軸に選べば迷いません。ライブの楽しみ方は人それぞれ。あなたのスタイルで、最高の一本にしてください。
当日の会場入りから終演後まで、もっと詳しく準備したい方は参戦マナーや持ち物チェックリストの記事もあわせてご参照ください。